2015年6月24日水曜日

絹の会

昨日はすごい雷!…だったようですね。

と申しますのは、雷が鳴っている最中、こちらの演奏会におりました。

絹の会
叔母に誘われまして。
むか〜しむかし、小学生から二十歳くらいの時に習っていたことがあるので、お箏の演奏を合奏で聴くのは久しぶりで楽しかったです。

久しぶりにお箏の合奏を聴いて、感じたことをまとめてみます(*^^*)
あくまでも個人的感想&見解です。

和楽器の演奏ってそういえば指揮者がいることが少ないですよね。(いることもあります)

居なくても、曲として成立するんです。

逆に洋楽器のオーケストラは…沢山の楽器があるからだと思います…指揮者は必ずいます。
指示もテンポも雰囲気も、役者さんの台本と同じ様に行間を読む様にそこに書かれています。…あ、だから指揮者さんが必要なのか!!

それに比べると和楽器は、なんとアバウトな楽譜なわけです。
拍と位置、だいたいの速さ、雰囲気、くらいしか書かれていません。
シンプルでわかりやすくて、私は好きです。
ちなみに琵琶にいたっては、位置と唄しか書かれておりません。
拍の長さもリズムも師匠から習って覚えます。…逆を返せば自由度高いなー(笑)

それで、どうやって合奏で合わせてるか、というと、、、

息を合わせるんです。

大概の場合中心となる奏者が居ます。

その奏者に息を合わせたり、または中心となるパートの奏者、全体の雰囲気、流れの中で合わせて調和させてゆくのです。

これって、日本人の得意とするところではないですか?!

思いやりや協調性を大切にする日本独特の文化だと思います。

察する能力。

どなたかがラジオで日本人はスピリチュアル!と言っておりました。

会話も「どうぞ」と一言いっただけでその後に続く言葉や行動などを予測して動く。
すごい!!なぜわかる!と。

確かに。

ふと気づけば、優しい国、日本人。

遺伝子的にみると争いから敗北し逃れて逃れて安住の地を求めてこの端っこの日本まで人が流れついたことがわかるらしい。
アフリカ人や西欧人には少ない、心配性や恐怖心の遺伝子を最も多くの人が保有している民族らしい日本人。

そのためには隣人と仲良くする必要があり、そのためにそういった協調性や思いやり、他人を思う気持ちが発展していった日本人。

今の日本に求められていることは、この特性を活かして平和に貢献していくことではないでしょうか?
今、まさに逆にを辿ろうとしているから妙な違和感を感じるのだと思います。
欧米に習う時代は終わったのですよ。

新しい日本を作っていきましょうよ。

この会の「花の香る季節に」の作曲者八木澤教司さんの解説にも、日本らしさとはについて「日本らしさとは、伝統を守り続けるだけではなく、新しいものを吸収し発展させていくのも日本らしさではないか」と書かれておりました。

日本人の思いやりをそのままに、抑止力ではなくどうすれば隣国、世界と協調してゆけるかを考えるのが国の代表が最もしなくてはいけないのでは?

明らかに方向性を違えている、今の代表。

私たち個人レベルで日本人力をあげていくしかなさそうですね。

なんだか大幅に話の主旨がそれてしまいました。。。が。。。。



久しぶりに聞いたお箏。
なんだか色々考えさせられた演奏会でした。


さて、会が終わり外に出てみると大雨。
慌てて水天宮の駅に滑り込む。

雷と逆行しての移動だったらしく、地元では遠くの方にピンクの雷が光っておりました。

きれい♡









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