2015年5月29日金曜日

さわりをとる会

我孫子で琵琶を運んでいると(ケースに入っています)、琵琶ですか?

と、よく聞かれます。

師が長年我孫子に住んでおり、発表会も我孫子なので、琵琶の我孫子での知名度は高いです。

工作室にて、自身の琵琶を持ち寄って各々好きなお手入れをします。

師と師のご友人の先生に指導を仰ぎながら、さわりをとるべくコマをガリガリと削って行きます。

教えていただいたものの、ビビりな私は殆ど自分で削れず、最終的には師にやってもらうという…(笑)

私の琵琶が、ますます素敵な音になりました〜♪

先生、ありがとうございます。

削るときも思い切りが大事!ですね。
これから研究して自分でも出来るように訓練します。

師のご友人の先生も相当お偉い方なのですが、気さくでとってもお優しかったです。
先生の勉強会も参加したいなぁ〜。

柘植の撥が欲しい!!

2015年5月27日水曜日

素敵な演奏会

先日、北越谷のBlossom にて素敵な演奏を聞きました。

カヌーン、ウード、タブラの編成のアラビア音楽です。

音楽を聴くために拘ったという、カフェ。小さいながらも音との一体感を味わえます。

実は越谷が地元の私。
何度も通ったことがあったのに、全然気が付きませんでした。

会場も素敵ながら、演奏もとても素敵。

こういったライブで思うのは、音楽、特にライブは気の交換だなぁと。

素敵なライブに出会うと、帰りの足どりが軽くなり、うきうきします。

そんな演奏会でした。

こんなに気持ちがよくなれるのだから、演奏会にどんどん足を運ばなくては損!って思ってしまいます。

ちなみにウードは琵琶のご先祖様にあたります。

ウードがシルクロードを渡る過程で姿を変えて、そして日本に渡り、日本で独自の変化を遂げました。

ここから
   
こうなりました。

カヌーンはお箏のご先祖様です。

お箏に音が似ていますが、お箏よりも複雑で難しい印象を受けました。

日本人のプロのカヌーン奏者は4人しかいないらしいので、頑張れば5人目になれます!
一瞬夢をみましたが、難しすぎて一瞬で断念(笑)
私は琵琶を頑張ります。

こちらはタブラ
金属でできている楽器です。

間近で、本当にすごーく近くで観ていたのに、どうやって音の変化を出しているのか、どうやって叩いているのか全くわかりませんでした。

このアラビア音楽の楽器たち。
普段はダンサーさんとのコラボが多いらしいのですが、今回は楽器だけ。
弾き方も変えるそうです。
ダンサーさんが入るとダンサーさんが主役になってしまいますから。

でも今回はそれぞれが主役。
それがとーっても良かったです。

楽器の演奏者さんと楽器が主役でした。

間近で、奏者さんに色々質問して、楽器の特徴などのお話しを伺えて、とても良かったです。

荻野仁子さん、アブダッラーさん、鈴木未知子さん、ありがとうございました。

2015年5月19日火曜日

閃き会 vol.1

ベリーダンサーさんとのコラボレーション企画です♫

琵琶の古典曲に合わせて、ダンサーさんが踊ります!!
琵琶を知らない方にも、またベリーダンスを知らない方にも、老若男女問わず楽しんでいただけるをコンセプトにしております♫

ご興味がありましたら、ぜひご来場ください!!

楽しいこと、間違いなしです。

ご予約受付は5月25日からです。

閃き会  Vol.1

2015年7月25日(土)
open13:00/start13:30
¥2500/¥3000
@西日暮里Zakuro Studio


出演者
aco
Aminah
Ayishah
GonGon
Homa
Kiyomi Lee

琵琶演奏 飛祥

予約



2015年5月18日月曜日

詩吟と、写真と、

詩吟の体験レッスンに行って参りました!

その名も詩吟道場。

グループでみんなで声を出して吟じます。
先生がとてもお若く可愛らしい方。
受講生の方々もみなさん口を揃えて
「先生がいいんです(*^^*)」
とおっしゃっていました。

指導の仕方もとっても上手。
お若いのだけれど、大ベテランの先生なのです。
お若いからこそ、出てくる柔軟な発想と想像力。素敵です!!

なるほど、こうすればいいのか!!

と、閃き沢山。
そして大きな声を出したのでスッキリ。
胸のつかえが取れた感じ。
次の日も非常に声が出しやすかったです。

スポットでも参加OKだそうなので、日程が合う日は積極的に参加していこうと思いました。


そして別日は、カメラマンのCharlie.k 
さん主催のアフタヌーン・ティーダンスフォトセッションに。

Charlie.kさんは以前琵琶の発表会にいらしてくださり、とても興味を持ってくださいました。

前半はベリーダンサーさん、タンゴダンサーさんが踊り、カメラマンさん達が思い思いに写真を撮ります。

後半は皆さんの写真をスライドショーで観ながら感想や技術を語り合います。

カメラマンさんによって拘りやアングル、それぞれが違うので面白いです。

私は前半は残念ながら間に合わず、後半に参加。

とても興味深く、勉強になりました。
私も上手にならないかしら、、、。

前半も最初から参加したかったです。


そして私が撮影した
ダンディなカメラマンさん達♡



そしてそれを撮影する美女軍団♡


僭越ながらCharlieさんにお褒め頂きました(*^^*)

そしてなんと、次回は被写体として参加!
私が被写体でよいのか?

とも思いましたが、カメラマンさん達の技術研究の為に、無で臨もうと思いました。

必ずしも美しく見せようとすることが美しい訳ではない、とフォトセッションを通じて感じました。

ナチュラルなふとした表情が美しかったり、

ありのままを撮ることが、時に重要だったり、

そこに醜美は関係ないのだと。

良く見せようとという気持ちを一切排除してナチュラルにパフォーマンスができたらいいなと思います。

また、演奏している無防備な姿を客観的に捉えられるチャンスだと。

さて、これから音源作成に勤しみます。



2015年5月14日木曜日

スケジュールがいっぱい

琵琶のお仕事の準備のためのスケジュールがいっぱいです。

先日、まずは知識から、ということで、本を読んで勉強しているのですが、どんなものか聞いてみたい!体験してみたい!というものが沢山出てきてしまいました。

思い立ったら、すぐ行動。

の私は、早速予約。体験申し込み、観覧希望、などをしていたらあっという間にスケジュールがいっぱいに…。

今日は通常の琵琶のレッスンですが、明日は詩吟の初体験です♪

本業は琵琶ですが、他も繋がっているので、きっと役に立つはず。
…とか言ってやってるといつの間にか本業に近いことになっているパターンが多いのですがσ(^_^;)

楽しかったら本格的にレッスンにも通おうかなぁ。

とにかく今は声を出すことにひっかかりを覚えているので、その突破口になればと期待しています。

実は師も、詩吟をやってからいい声が出るようになったのよ、と私の大大大大大好きな師のお母様がおっしゃっていたことがあったので、私も美声になれるかな?と淡く期待♪




2015年5月13日水曜日

ほっとひと息。

先日の演奏も終わり、ほっとひと息。

たーくさんの課題が見つかり、意欲もまた新たに沸きました。

今年あと半年は古典のおさらいと、五線譜曲の練習。+創作、アレンジもチャレンジしたいなぁ、と思います。

琵琶曲は声が大部分を占めるので、強化だなぁ〜と強く実感。

始めた当初は、「下手でも大きな声を出すんだよ」とアドバイスいただきました。
また、一から大きな声を出す練習です。

ここ数年、演奏不可賃貸物件に住んでいたため、声も自然と抑える練習に…

当然、声も出なくなるという悪循環。

新しいお家(防音壁の部屋あり)に越してきて、初めて大きな声で練習できたとき、泣きました。

あぁ、私は大きな声で練習したかったんだなぁ。

とその時、初めて気づきました。

私のリクエストを聞いてくれた主人に感謝です。

声をコンスタントに出せるように、研究していきたいと思います。



2015年5月9日土曜日

自己紹介

私と琵琶について、自己紹介。

1995年、本格的に師について琵琶を習い始めてました。
時にまだ10代。

琵琶と出会ったのは更に遡り、それから2年前となります。

初めての出会いは地元の能楽堂での演奏。
尺八、箏、琵琶との共演でした。

そこで私は一目惚れ!
琵琶というよりは師に一目惚れしたのでありました。
類稀なる美貌と美声。
すっかり熱狂的なファンとなり、出るテレビ番組やらラジオをチェックし、音源(同時カセットテープ)を毎日の様に聴いては、歌の真似をして楽しんでおりました。…そんな中学生。どうでしょう?(笑)

それを見兼ねた周囲が、その先生に琵琶、習えば?と。

目からウロコ状態です。
まさか?思いもつかなかった、当時中学生。

公立高校に受かったらいいよ、と了承を得たのです。

がんばって受験勉強する…かと思いきや、確実に入れる高校を推薦狙いで目指す(笑)

推薦の方がひと足先に合格が確定するので、一刻も早く習いたかったのです。

そして晴れて、合格。

夢中になって琵琶を弾いていた3年間。
だから高校の記憶は、琵琶しかほとんど残っていないのです。

私の琵琶は今は亡き祖母が買ってくれました。

平成八年十一月
不識作

と書かれております。
私が弾くのは薩摩琵琶です。

間違いなく、私の一生の宝物です。

レア写真(笑)

全く同じ琵琶です。
琵琶って最初はこんな色なんです。
時と共に色にも深みが増してきます。
現在のこの色になるまでには数年を要します。

あぁ、色が変わったなぁ〜と実感したのは10年位前でしょうか。

現在、芸歴20年。

長ーい、遠回りとスランプだったなぁ…と思います。

ただ、細々と辞めずに続けてきたことが唯一の救いだと感じます。

辞めちゃおうかな…とは思った事が不思議となかったんですよね。

好きな時に自由に続けていこう。

とそれは今でも思っているのだけれど、またそれが極めたい、本物になりたい!という思いが強くなってきたのを感じます。

有名になりたい訳でもない。
後世に琵琶を残したい、なんて尊大な思いもない。

ただ、やりたいから、ただその思いだけで、私は弾きます。



2015年5月8日金曜日

来年の理由

こんにちは。飛祥です。

演奏依頼の受付がスタートしました。来年の。

来年というのには、私なりの理由があるんです。

今年は、全てに於いて準備に充てたいのです。
本格的に演奏家としてやっていくのには、まだまだ不足の部分があることを自覚しています。

もちろん、チャレンジの意味も込めて、本年度でも自身を高める為にお受けすることもあります。
演奏する方も依頼してくださる方もチャレンジです。
今年はお互いチャレンジです。
また、自身でも色々チャレンジしていきたいとも思います。

でも、来年は、きっちりはっきり自信を持って出ていきたい。
それ程の覚悟を持って、演奏家と名乗ります。

まだお勤めの為、自由になる時間がなく、、、でもお仕事自体はあまりないので、こんな走り書き(笑)
と、お昼に図書館へ…

そんにないかなぁ〜と思っていたのですが、ところが思いもかけずに面白そうな文献を発見!

その中で今日はこれ。
面白い!!

点と線とが繋がる感じ。

日常的に私の周りには日本音楽が溢れていたこと。
全く無意識でした。
琵琶のことだけではなく、ほかの楽器、雅楽や能、歌舞伎等も歴史から。
しかも琵琶についての文献って結構あるのね。

近くに図書館があるのが有難い!
そしてこんなことをしているのに、咎められずに居させて貰えて有難い!!!
今日は一冊読破。

日本音楽って素晴らしいじゃないか!

を実感した日でした。


2015年5月3日日曜日

2016年度の薩摩琵琶演奏の受付開始

2016年度の琵琶演奏の受付を開始いたします。

本年度はすでに予定が埋まっておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
どうしても本年!という場合は一度ご相談させていただきたく存じます。

ご自宅や身内の集まりなどでちょっと聞いてみたい、という気軽な相談から受付ています。

どうぞご一報ください。

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                                      飛祥