2015年8月9日日曜日

繋ぐもの。

ここに記すのには相当迷ったけれど、自分の為の忘備録とする。

ここ2日、新しいテーマが浮上してきた。

「継ぐこと、繋ぐこと」

そう、本当に2日前までは私には全くなかったテーマだ。

1日目、意外にも母によってもたらされた。
気分でころころ変わる人だから、その時の会話の流れと思いつきかもしれないけれど、私には響いた。

内容の要約はこう。

もし、あなたが琵琶を趣味で続けているだけだったら、先生の技はそこで途絶えてしまっていた訳でしょう?
先生は、広めようとは思わないのかしら?
あなたやお弟子さん達が伝えていかないと、どんなに素晴らしくてもそこで終わってしまうのよ。
あまりにも勿体無いとは思わない?

そして2日目、玉川奈々福さんと沢村豊子師匠の会に参加した次の日。
豊子師匠に最近若い弟子がついた。
豊子師匠は意外にも厳しく指導をしている、と。
その様子を見て奈々福さんがおっしゃったことが、昨日の母とリンクして腑に落ちた。

「私たちは器」なのだ、と。

自分を見て!私の技を見て!!私だけをみて!!

と、いうのは全く違う。根本からそもそも違う。

芸というものは、師匠たちから受け継いだものを入れ、そしてその技を披露しているのだ、と。

そうして、また入れた中身を繋いでいくのだ。

と。

会社を辞めると決め、もう周囲に伝えた後で、算命学と手相をみて貰った。

私の星には「伝統を守り続けること」と「探求、研究すること」しかない。

ひたすら守りひたすら続ける。
職人的義務感。
そこに自己は一切ない。

ふとしたことから、繋がってしまった。

そうか、繋げていかなくてはならないのだな。


今はまだ、繋げるよりも磨く方で精一杯だし、変な技を繋ぎたくはないので、教えることは、ない。

でも50を過ぎた辺りを目標にして、繋げることも考えていこうと初めて思った。

それまでに、人間的にも、技も、全てを磨いていこう。と心に決めた。

豊子師匠と♡
私の理想は豊子師匠です♡
沢村豊子師匠は曲師。日本一の名人です。
もし先生と琵琶に出会っていなければ、間違いなく豊子師匠に弟子入りしてたと思います♡
琵琶で精一杯なので、豊子師匠の弟子入りは諦めます。。。なので、一ファンとして…。

ぜひ一度、豊子師匠の技を聴きにいってみてください。
玉川奈々福さんの浪曲も面白くていいですよ!!
お二人のコンビ、かなりオススメです♪

この日は豊子師匠とたくさんたくさんお話させていただきました。

幸せでした♡

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